今までの病院は機能優先でした。その為、白い空間、光の入らない整然とした空間、人工光が冷たさを感じさせていました。これらは、白を基調にした根付いたイメージから清潔感を演出することができますが、古くなるとグレーのような色合いになり清潔感を感じさせることが出来なくなっていきます。機能を優先させるあまり、長い廊下や無機質なかんじが、威圧感や恐怖感や落ち着かないイメージを連想することもあります。
なぜ?イメージが悪いのか?病む人は病院に何をもとめるのか?それは 脱!病院 がキーワードになります。
これからの病院は人の心のやすらぎ感を優先していかなくてはなりません。
ぬくもりを感じる色、陽だまりとライティング、視覚効果、非単調さで温かみを演出します。
天然素材を使うことで質感がなつかしさとやわらぎを感じさせ、植物などと調和が非常によく、ナチュラル感がでます。
ぬくもりを感じる色や天然素材を使うことで、病む人をなごませる、安心感や順番待ちの恐怖をやわらげることができます。